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就職難からの抜け道
2010.11.23 Tuesday 14:32
JUGEMテーマ:雇用不安
日本にいる知人は今年の4月くらいから所属先の会社に自宅待機を言い渡されて、給料五割カットの兵糧攻めにあっている。もう40歳に近い彼は転職しようともなかなか見つからず、奥さんとの仲も険悪になっているようだ。1年前日本にいた時は、そこまで不景気になっていることは実感できなかったけど、長引くデフレやここにきての急激な円高で採用する企業の方も困っているのだろう。
最近もニュースを見ていると学生の就職氷河期が再来したと騒いでいるが、世の中大変だ。自分の経験からしたら、学生が就職に苦労するのは当然だと思うが、日本では新卒枠があって経験のない真っ白な学生をその企業の色に染めながら育てていく。そもそも終身雇用制が崩壊しているのだから、この新卒採用システムも崩壊の方向に向かっていくのは、当然といったら当然だと思う。
アメリカでは4年生大学を卒業しても、良い仕事に恵まれることは珍しい。相当優秀な大学の出身であれば別だが。良い仕事に就くには、最低限、修士号を持っていて、専門分野での経験が必要がある。あの国は、競争が激しく厳しい場所だ。銃も許可されているし、住みたい場所には思えない。欧米諸国の学生はインターンシップやコントラクト、パートタイムで会社に潜り込んで、やる気・実力を見せて正式に雇ってもらっている。日本でも今ではインターンシップ等が盛んに行われるようになったが、やったことがないので実体は分からない。
日本でこんなに働きたい、就職がしたいけど苦しんでいる学生があふれているのなら、是非、派遣社員になることをお勧めしたいものだ。

自分はアメリカにある無名の私立大学を27歳の時に卒業した。その大学ではあまり歳をとっているように感じなかったが、日本の学生と比べたらかなりのビハインドだ。日本ではもちろん新卒として扱ってくれない年齢だし、いわゆるレールからはずれた「負け組み」の部類に属する。大学3年生の時に教授の紹介でインターンシップが決まりかけたところまでは良かったが、別の人に取られてしまった。また卒業前に一旦帰国して、留学生向けの就職フェアなどに参加するが、どこにも採用されず。今の就職活動をしている若者の気持ちが痛いほど分かる。とにかく、どの企業に興味を示されなかったため、何かで実力を証明する必要があった。当時お世話になっていた教授の助言もあり、資格取得の勉強を開始した。まだ大学生だったので、あまり難しい資格には挑戦しなかったが、基礎的なネットワーク関連の資格をゲット!!加えてTOEICを受験し見事に900点以上のスコアを叩き出した。本当は技術的な事も分かっていないし、英語もさっぱり使えないのに履歴書の見栄えだけは少し良くなった。そんなこんなで自信満々になって日本に帰国し、人材紹介エージェントをいくつかあたってみると、TOEICのスコアにひかれて以前よりは反応が多くなったが、紹介される案件はどれも二流三流の聞いたことのない中小ベンチャー企業だった。実際、書類審査で何社かパスして、ニ社面接に行った。片方は大企業に出資してもらっている国内ベンチャーで、もう一社がインド系の外資だった。社会人として就職するための面接は初めてだったので、かなり緊張したが、どちらの会社も気に入ってくれたようでオファーをもらえた。しかーし、どちらも契約社員スタートで実績を上げて正社員とのことだった。当時、奥さんの実家に居候していて、これ以上就職活動を長引かせるわけにもいかなかったので、安定してそうな国内ベンチャー企業の方にお世話になることを決めた。
しかしこれが大間違いだった。今でこそ買収されて、有名な企業として認められるようになったが、当時はブラック企業もいいところ。(たぶん今も中身は変わってないと思うけど。)安定を選択したツケがまわってきた。

プロジェクトに初日で組み込まれて、研修も何もなしにその日に常駐先のお客さん企業へ挨拶をすませ、翌日から、一つの歯車として客先へ派遣され、コールセンターのテクニカルサポートとして働き出した。27歳にもなって、社会に出たことがなかったため、ビジネスマナーの面でかなり厳しく突っ込まれ、うつ病になりそうだった。職場も劣悪な環境で、こんなことをするために俺は海外で大学を卒業したのかと何度も何度も考えさせられた。直属の上司となるチームリーダーもイケていない人で、ブラック会社の拘束の餌食となり、1年も経たないうちに消息不明となってしまった。この人から、社会人としてのマナーを学んだ自分は一体どんな社会人なのだろう。生理現象であるアクビも彼の前では許されなかったが、誰にも何も言わずに全て業務を投げ出し、会社に来なくなることは許されるマナーなのだろうか?会社がとにかくまずい会社だったので同情はするけど。。。
そんなこんなで1年間我慢をしてこのブラック会社に在籍し、それから転職を考えていろいろ探していると、同じフロアで常駐していた別の会社に働きぶりを認められオファーをもらった。その後、退職する意向をブラック会社に伝えると「君を正社員として改めて採用しようと思っていたんだけど」と訳が分からないこと言い出した。新しくオファーをもらっていた会社の雇用形態は派遣社員だった。給料も時給換算でアルバイトのような変な感じがしたが、給料は1.5倍程になる。ここで正社員VS派遣社員、または薄給VS倍額で選択を迫られた。結局とったのは派遣社員となる選択だった。
この時はすでにロバートキヨサキと知り合っていたので、会社で働いてキャリアアップや安定に興味は感じていなかった。だからこの選択だったのだろう。そんな中でも派遣社員となったメリットは普通の正社員の倍のスピードで現場の経験が積めたこと、あとなんと言ってもお金だろう。下積み時代の長い日本企業の正社員諸君は「安定」というまやかしに踊らされて薄給に甘んじている。逆に欧米諸国の企業は実力があれば若くてもなんでも、ものすごくもらっている。そして欧米諸国のIT企業では転職してきた回数で評価されるとのこと。多い転職ほど、経験を積んでいるということで評価が高くなるようだ。日本では間逆の評価となるので面白い。

この契約社員のテクニカルサポートからスタートさせたキャリアは、転職後に派遣社員のテクニカルサポートリードとして経験を積む、その経験が買われて外資IT企業のプリセールス兼システムアドミンのポジションに就く。給料も最初のブラック企業に比べたら倍以上になっていた。あの頃は贅沢な生活してたな。

給料だけで考えれば、この外資系でかなり満足をしていた。しかし給料が多い程、プレッシャーも大きくなっていくものだ。この外資系勤務時代にとにかくストレスを溜め込んでしまった。もう少し人間らしい生活がしたいという望みから海外移住をする目標をたてた。

移民局にアピールする目的と現地の仕事探しが有利になるように、高給を捨ててより技術的な経験を積むための転職をしようと決意した。そこでまた助けてくれたのが前職の派遣会社だった。大手通信企業の派遣SEとしてポジションを探してくれて、そこで2年間修行した。SEとして管理していたシステムの経験が買われて、移住先では正社員SEとして雇われ今に至る。

ブラック企業から救い出してくれた、派遣会社が2度も助けてくれるとは思ってもいなかった。日本社会では派遣社員が肩身のせまい思いをしている。ネガティブなイメージが先行しているからだろう。そんな中でいかに自尊心を保つかが難しかった。5つの職場を転々とすることになったが、派遣社員という「回り道」のようで「近道」を経験できたことで理想の姿を短時間で手に入れることが出来たのだ。今度は派遣トレーダーみたいなポジションを紹介してくれないかな?
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